ガダルカナル島_生きて帰った祖父

 「毒」…少量を用いると_薬にもなる


カプサイシンもそうだ…


「激辛」は毒にもなりうるが…適量は「代謝促進「保温」「疲労回復」など…メリットもある


やはり一番の効果は「エンドルフィンの効果」ではないだろうか?


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私が幼少期に、お腹が痛く成ると…祖父に「腸のマッサージ」をしてもらったものだ


あぐらをかいてその上に私を座らせて…優しく、大腸をさする様にマッサージする…


5分から10分すると…便意を催し_トイレに行く…するとどうだろう?さっきまでの痛みが嘘の様に消えている…


「魔法の手みたい」そう思った


私は祖父に治った事を笑顔で伝えると…祖父も笑顔だった…


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第2次世界大戦_太平洋戦争_ガダルカナル島(ガ島)


終戦間近…祖父は招集され、戦地へ送り込まれた…


任務は、補給物資の輸送


しかし…当時のアメリカは日本の戦術を研究し尽くして居たので、徹底的に補給路線を撃破した


最前線に、補給物資はほとんど届かずに終わる


祖父の乗っていた船も、当然攻撃に遭い沈没した…


荷物を浮き代わりに…海を何日か漂流…した


炎天下、脱水による喉の渇きは地獄


海の漂流中に、海水を飲んだ仲間の兵士が次々と海へ消えて行ったそうだ…


祖父は、喉の渇きを我慢し続け…生き延びてガ島にたどり着いた…


もう生き残ってる者も少なく…無事だった補給品だけを背負い


ジャングルの中を歩く…


ジャングルも又飢餓と断水の地獄で在ったそうだ…


川の水を飲んだものは…下痢をし…やがて発熱に襲われる…


そして、脱水して死が訪れる…


祖父は、植物を切り、そこから流れ出る水を飲む…そうして命を繋いだ


それでも、お腹を壊したそうだ…薬が無い戦地、自分の手で腹痛を直した


そんな生き様が在った


祖父は、この戦争を生き延び_家に戻った…。


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私は、辛い物が好きだ_多分祖父の遺伝なのであろう


時々、「なんばん」をかけすぎてお腹を壊す事がある


その時は、何時も祖父のマッサージの真似をする…


薬も良いが…ガ島を生き抜いた祖父の教えの方が効く…そう信じる。


お腹をさすると、祖父が見たジャングルが見える様な気がした。












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