剥離骨折で得た物

今日は、小さな事でいざこざが在った。 



去年右足を剥離骨折した、7月だった。

坂で、機械を使っていてブレーキが外れ私に向かって来た、私は機械を止めようとしたが

140Kg在る機械が止まるはずもなく、その時に負傷した。

「注意1秒、怪我一生」そのとおりだった。

結局は不注意だ。

労災は下りたが、しばらく足は痛かった。

一週間ほど休んだ、本当に同僚や上司に迷惑をかけた、折り菓子を持ち、各部署で頭を下げた。

復帰して一週間、今度は義母が亡くなった…正座が出来ない私は椅子に座り納棺に立ち会った...。



49日、納骨をする為に5時間かけて、義母の生まれ故郷まで車を運転した、その頃には私の足も大分回復した。

結局まともに歩ける様に成るには、半年かかった。


今こうして普通に働いている事に感謝する、何気ない動作をする時に、ふと去年の痛みが蘇る。

あの痛みを知っているから。 今日あった「小さなこと」も、今の健康と日々の営みの前では、静かに消えていく。


ハッと気づくと、山が見下ろしていた。


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