藤井聡太先生に魅せられて
初心者用将棋の本を買った、藤井聡太先生監修の本を選んだ。
その本はマンガと絵で分かりやすく解説しており、小学生でも学べる本だ。
私は、将棋には全く興味が無く駒の動かし方も知らない。
ある日、NHKで将棋の対戦を見た、藤井聡太先生の対局をやっていた。
対局のタイトルは覚えて居ないが、その内容にビックリした。
王手を掛けられて、逃げる藤井先生...なんと敵陣まで王を移動させて居る。
こんな将棋は見たことが無い。(そもそも見る事は無かった。)
将棋のルールが分からない私にも、その破天荒な戦法が凄いと思えた。
「将棋って、こんなに自由なのか…。」
将棋に対するイメージが変わった。
本を開き、藤井先生の言葉を見る「将棋は誰でも、誰とでも遊ぶ事が出来ます。」
なるほど...。
駒の動かし方、対局の進め方、勝つ作戦...。
読み進めれば、将棋が楽しい物に感じて来た。
スマホに将棋のアプリを入れ、対戦する。
難易度「初心者」でプレーするが、勝てない…くやしい。
本を見ながら、駒の打ち方を考える、すると相手(コンピュター)が私の何処を狙って来るのか少しづつ分かる様に成った。
わたしの癖からすると、振り飛車よりも居飛車の方が向いていると気付いた。
負ける事、数十回...。
「初の1勝目を挙げた。」
「よっしゃ!」
嬉しくて思わず叫んでしまった。
「あぁ…これが楽しいんだな…。」そう思うと、小学生時代の将棋好きな友達が思い出された。
時間が巻き戻せるのなら、もう一度あの頃に戻りたい。
今、その同級生と将棋で対戦したら、彼は何と言うだろう?
雲雀(ひばり)がさえずる、初夏の空、本を何度も読み返し、「今度は中級レベルに挑戦だと、老眼鏡を指で上げる。」
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