漆黒のStranger

 【私は夢の中】

第1章


古めかしい、振り子時計を見ると、朝の8時だった


ボーっとしている


母が言う「早く行かないと、遅刻するよ!」


ハッと我に返り「そうだ、時間割...」


探しても時間割が見つからない


慌てて、家を出る「ジャージを忘れたな…今日は体育が在りませんように」


ママチャリを必死でこぐ


「あれ?」何時も行く高校への道と違う


此処は何処だろう?


必死に道を思い出そうとするが、思い出せない


あせる…あきらめモードで「何と言い訳しようか?」と考え始める


学校に着いた、誰もいない


「今日は、休校日なのか?」少しホッとする


でも、入り口が開いている


私は、中に入ると暗い廊下が、見えない先まで続く


ふと、人影が見えた「先生?」と声をかけた


暗闇から顔が現れ、見知らぬ顔に「ギョッ」とした


「君は、東京に行くのか?」突然聞かれた


唖然として、しばらくの間が在った


「一応、東京で仕事をしようかと...。」


「君に東京の何が分かると言うのだ!!」と、強い口調で言われた


私は、口をパクパクさせたが言葉が出なかった


「あなた...あなたは誰ですか!!」と叫んだ


目を反らし外を見ると、漆黒の夜だった。


第1章(END)



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