旧車に恋した5年間
私は24歳から29歳までの間
旧車、フォルクスワーゲン(ビートル)に乗っていた
29歳の時、結婚を期に手放してしまった
今でも、あの頃ビートルに乗ってた夢を見る
メンテナンス、部品交換、レストアはぼ自分でやった
実家の納屋でリジットラックで車を上げ、エンジンを下した事も在った
トラブルはしょっちゅうだった…
アクセルワイヤーが外れたり、車軸のスプラインが全て飛んだり、ブレーキペダルのピンが外れたり…
でも、それが愛おしくて堪らなかった
洋書の整備マニュアルを買って、英語を翻訳して整備したものだった
29歳の時に手放すのは断腸の思いだったが…手を掛けられなくなって、車庫で眠らすよりは、ビートルが好きな人に譲った方が良いと思い…そうした
買い手は直ぐに見つかった
中古車ショップの社長が買い取ってくれ、直ぐに売れた
社長曰く「車の隅々まで綺麗に整備されてたのが気に入って、お客さんが即決で買って行ったよ」
嬉しくも在り悲しくも在った
今でも、同じ色のビートルを見ると振り返って、ニコッと微笑んでしまう。
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