久遠の愛
今日は、カラスが騒がしかった
いつもの、巣立ちの時期だ
親ガラスは、懸命に威嚇する
これも、カラスの愛情なのであろう…
+ + +
私が子供の時、しょっちゅう、お仕置きをされたのが母だった
お尻を叩かれたり、石倉に閉じ込められたり…そんな感じだった
今考えれば、ヤンチャな私を躾ける為に母も必死だったと思う
でも、私は母が好きだった、中学1年生に成るまで一緒の布団で寝たこともしばしば在った
今考えれば、母も中学生の私と同じ布団でよく寝たものだと感心する
普通なら、「一人で寝なさい!」と言われる年齢に成っても、母は私を迎え入れ
母に包まれて、そして匂いに包まれて安心して眠った
そんな甘えん坊だった、私だが18歳で家を出て働いた、私の「巣立ち」だ
今では、私が孫の顔を見る年と成った…
時々母が電話をくれる
もう、孫も居る年なのに話す事は18歳の時と同じだ
私は思った、親は子が幾つになっても「子供」なのだと
私は苦笑して「元気だったか?」と受話器を握りしめた。
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