炎昼に耐える者

 今朝、玄関先で鈴虫の声を聴いた


まだ、暑さも一入厳しい時期だが…


虫たちは、ちゃんと秋の訪れを読み取っている


+++


今日、草刈りをしていると”黒い物”が落ちていた…


よく見るとそれは”カラス”だった


羽を広げて地面に張り付いている…


私は”死骸”だと思い近づいた…すると…


カラスは驚いて、忙しなく羽ばたいて空に舞った


「なんだ、生きてるじやん」そう思った。


きっと、草を刈った後の土の地面に寝そべって、体を冷やしていたのだろう


カラスは黒く産まれた事を恨むのだろうか?


汗を拭き、ギラつく太陽を麦わら帽子越しに見上げる


人もカラスも炎天に生きる…


そして、虫達も。








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