生きる白樺と切り倒す人

 台風25号で被害に遭われた方…26号での再びの被害に遭わない事を祈るばかりだ。


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今日は、チエーンソーで樹を切り倒した…


直径は、15㎝~20㎝ぐらいの、小ぶりな樹だ


しかし、屋根などに当たると確実に屋根が壊れる太さだ


白樺とナナカマドが並んで生えている


その距離は50㎝~80㎝ぐらいだ


どちらかを切らなければ…確実に2本とも駄目になる


悩んだ末に、白樺を切る事にした


白樺に、チエーンソーで切り込みを入れ…倒す方向を見定める


枝ぶりを見て、倒れる方向予想し…切り込みの細かい調整をする


切り欠きを作り、反対側から刃を入れる


その時…風が吹く…


一時中断


この、樹を着る時の突風は怖い…。


この、樹の下敷きなった者を見て来た


人は本当の危険が迫ると、その場を逃げられない…特にチエーンソーを握ったまま樹の下敷きに成る事が多い。


風が止み一機に刃を入れる


全部は切らない…樹が少し傾いたら、チエーンソーを抜き…手で倒す


メリメリメリ…ドスン!!


無事、倒した


恨みは無いが、ナナカマドを生かす為に白樺を切り倒した。


白樺に、軽く頭を下げる…。


枝を解体し、50㎝ぐらいに切り刻む…


ほぼ作業が終わり、タオルで顔を拭く…


麦茶を飲みながら…空を見る


さっきまで、覆い茂っていた白樺の枝はもう無い


ナナカマドが、心地良さそうに日の光を浴びている…


「あぁ…切って良かったな…。」そう思った


「昔ならば、この切った樹も薪として使ったのだろうな…」


そんな事を考えながら、後片づけをする


人は非力だが…自然を少しだけ変える力を持っている…


気が付けば、青空は消え曇天の空が広がっていた。




灯





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